今なお続いているラッパーの50 CENTとSHYNEの間で勃発したバトルだが、今回は50 CENTが勝利を手にしたようだ。

NYクイーンズ出身の50 CENTは、先日ジャーナリストの振りをしてコンフェレンス・コールの真っ最中にSHYNEへイタズラ電話をかけた。そしてその際の会話をすべて録音し、YouTubeと自身のサイトThisis50.comへ投稿したのだ。

電話が通じるまで、何度も1番のボタンを押すハメになった50 CENTのイライラは募る。しかしようやく電話はつながり、50 CENTは次のようなふざけたトークを展開した。

「私の名前はショーン。RADIO ONEから電話をしている。今しがた（DJの）TIM WESTWOODとの話を終えたところなんだが、次はSHYNEと話がしたい。50 CENTとの一連の騒動に関して、実際のところはどうなっているのか言い分を聞きたいんだが」。
電話口にいたSHYNEはそれを聞いて混乱し、ワケがわからぬまま口ごもっていると、DEF JAMの職員が事態を察知しすぐに電話を切った。しかし諦めない50 CENTは再びコール。するとDEF JAM側は、またすぐに電話を切った。

そして再び電話をした50 CENTは、MEL GIBSON風の口調でSHYNEを罵り、「すべては注目を集めるためにやっているだけだろ！」と口撃。さらにエスカレートした50 CENTは、f**kを連発しつつSHYNEに「刑務所でレイプされちまえ！」と複数回に渡って暴言を浴びせ、さらに「お前は15年近くも注目を浴びてないから、目立とうとしてやってるだけに過ぎない。お前のちっこい島国からケンカを売ろうなんて、不可能に近いってもんだ」と罵倒。映画『SCARFACE』のようなアクセントで、SHYNEの故郷であるベリーズをおとしめる発言を浴びせていた。

果たしてこのあとの展開がどうなるのか、SHYNEの反撃が見ものだ。